2010年12月06日

言ノ葉

変わらないのだと、変われないのだと思ってきた。いつも死にたかったし、明日のことはどこか遠い、未知の世界の出来事のように思っていた。

手をとって、変わったことが本当はまだ怖い。
始まった瞬間に終焉へ向かうことを、私は何度も経験していたから。
どんなに大切でも、手放さないと誓っても、容易く縁は切れる。
楽しいほどに、自分の変化を周囲に指摘されるたびに、どこかで失う恐怖におびえている。

自分につけてきたたくさんの枷。
生き延びる為の、自分の存在意義としての片翅。
そして私に約束をくれたたった一人の。

それと真逆の道を、私に見せてくれた人。
諦めていたものを見つめてみると、あまりにたくさんのことに自分が目を瞑ってきたのだと思う。
そして後悔する。いつ死んでもいいからこそ、何でもやってみればよかったのにと、過去の自分を抱きしめたくなる。
一つ一つ、できることを増やす。
こわごわと手を伸ばして。

もちろん全てがいいことばかりではない。
激怒する時もあるし、寂しくなる時もある。
やつあたりする時もあるし、地雷を踏まれることもある。
これも生きている証拠だと思えるほど私は開き直れていないから、その度に胸が潰れるような思いを味わう。
だんだん人間らしくなっていくとは相手の言葉だが、以前高校に入学した時に父親に「やっと人間になったな」と言われていたく憤慨したのを思い出す。
それまで父親は私を人間ではなく「子供」という別カテゴリィの生き物だと思っていたらしい。
似ていないと思っていた人間同士に似た部分を見つけて、いつか憎んだ相手と適度な距離を保つことが出来る日が来るのだろうかと考えてみる。

何にせよそれはまだ遠いこと。

日々を重ねることが、今の私に出来ること。
手をつないで。
深く呼吸をして、きちんと前を見る。
出来ない日もあるけれど、出来る日が増えてきていると思っている。















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posted by 氷迫 律 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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