2009年11月30日

血筋

私は「本家の正当な血筋の子」と父からの祖母に言われていたせいか、「一族」と「血族」を明確に分けて考えるようです。

つまり、いとこやはとこは全員「血族」だから血が絶えないように守る必要があるけれど、「一族」のよその人間(おじの嫁とかそういう人たち)だからいざとなれば切ればいいや、というような残酷さがあるというか。
私と血の繋がりがないからといって冷たくするわけではないのですが(血が繋がっているから大切にしているというわけでもない血族もいるし)、本家の子供達を差し置いて嫁が相続に口を出すな、というのは母方にもある風潮です。
しかも実際、遺言状で伯母(母の兄に嫁いで来た人)には何も残らないようになっているはず。
伯母は祖母さえ死ねば土地も家も自分のものと思っているようですけどそこまで血族たちは甘くないよ。

何故祖母にそんな風に言われて育ったかといえば、祖父が本家の跡取りだったのにもめた挙句養子が当主になっていたから。
父方の家は本当に昼ドラもので、曽祖父は正妻の他に何人か囲っていて、正妻亡き後の後妻争いも凄かったらしい。
当然正妻の子である祖父以外にも異母兄弟がいるわけで。
ちなみに血は争えず祖父にも妾がいて、父には異母姉がいます(育てたのは祖母)。
ここまで細かい事情は知らせれていないまでも、祖母にしてみれば祖父が当主にならなかったのは業腹らしく「律ちゃんは本家の跡取りになれる唯一の娘なんだからね」と言われて育ったという。
祖父とは小学校5年生のときに本家近くまで旅行に行って逢ったのですが、父が「自分が実祖父だと絶対に知らせないなら逢わせてやる」という条件で逢わせたので祖父だと知らずに逢いました。
ちなみにその時、祖父のことを「Mさん(祖母のこと。父は両親、異母姉など血縁のことを皆名前にさん付けで呼ぶ)の昔の恋人が、Mさんに孫がいるって知って逢いたがってるから逢ってきなさい」と説明して、私もそのころには色々知っていたので「おばあちゃん、恋多き女だもんね…いいよ、そのおじさんが逢いたいって言うなら」と納得した私も私www
しかし祖父だと名乗れない=私を本家の血筋の子だといえない、なのでそれなりに葛藤はあったかとは思いますが。
とにかくなんでも買ってくれる人で、「ふぐ好きー」といえば料亭に連れて行ってくれるし、書店に寄れば漫画を買ってくれ、街を歩いていれば私が目に留めたものを片っ端から買おうとするので逆に私が止めたほど。
ちなみに空港だか空港近くの宝石店だかで「おじさん、この蒼い石はサファイアって言うの。律の誕生石なの。綺麗でしょ?」と言ったら(それは単に当時宝石の知識をひけらかしたかっただけでねだったわけではない)後日18金にサファイアとダイアモンドが花のようにあしらわれたネックレスが届きました…。
さすがに小学校5年生がつけるには早かったのですが、そのネックレスは貰った当時から大切に宝石箱にしまわれ、「20歳になったらつける」と決めて20歳のときに初めて身につけました。
その頃には実祖父だと知っていたので「おじいちゃん、って呼んであげればよかったなー」と思っていたのですが。
祖母はちょくちょく私の写真を送っていたらしく、成人式の写真(ラベンダー色のイブニングドレス)は随分喜んでくれたそうです。
結局その後逢うこともなく祖父は亡くなってしまい、家の事情が事情で遺骨を貰うこともできず、祖父がなくなった知らせを受けてから暫く父が「これはTさん(祖父の名前)に」と日本酒を置いて手を合わせていたくらいです。

しかも祖母の弟には孫がいるのですが、日米ハーフなので跡取りにふさわしくない、律は早く結婚して子供を産んで何人目かの男の子を跡取りに寄越せ、となんと16歳の誕生日に電話がかかってきて以来私の「父方の血は一切合財私で絶やしてくれるわ」という思いに拍車がかかったのでした。
もう嫌だー。
誰が子供なんか産むかー。

未だにそういう前時代的な世界はありますよー、巻き込まれるこっちはたまったもんじゃありませんよ、と言うお話でした。

ちなみに父も祖母も、「父親(夫)としては失格だったけど、男としてはとても粋な人だった」と祖父について述べています。
私には優しいおじさんでした。
結局は母は「一度もお舅さんに会わないままだった」と今になってありえない家に嫁いだことにうんざりしている様子でした(笑)
母も「お父さんの家系は本家だ分家だってだけじゃなくて妾とかまで出てくるから複雑すぎて訳が分からない」そうです。


こんな面倒な家に生まれると色々歪んで育ちます、本当に…。
余談ですが父方も母方も精神を病んでいたり異常に体が弱かったりと言う子供が生まれやすい家です(ちなみにいとこ11人中私を含む3人が現在精神疾患治療中です)。
で、見事律は身体も弱ければ精神も病むという両家の悪いところを継いだわけです。
子供産みたくなくなる気持ちも分かってほしい…。


私の周囲は割りとそういう家の相続関係とか家系図書くのが面倒くさい家に生まれている人が多くて、こういう家は普通なんだと思ってましたがマイノリティーなんだねーwwww





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posted by 氷迫 律 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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