2009年11月19日

希望と絶望

復職に希望や期待を持って望むのは私は余り勧めない。
なぜなら企業にとって従業員は歯車でしかなく、また、人間関係も全て上手くいくとは限らないからだ。

もちろん精神疾患がある程度回復して「復職可」の診断書を貰っても、それは「配慮を求める十分な理由がある」ということであって「皆が私に配慮し、私の思うとおりになって当然」だと勘違いすると痛い目に遭う。

かといって絶望して仕事に行けばモチベーションはあがらないので難しいところだ。

「過去と他人は変えられない」とはよく言ったもので、過去(病気の原因など)をいくら振り返っても会社をうらんでも何もかわらないし、病気だからといって誰もが理解を示してくれるとは限らない。
うつという病気が広く知られるようになっても、正しい知識を持っている人は案外少ない。
そしてまだまだ「甘えだ」「怠けだ」「気合が足りない」などという愚かな考えをしたり顔で言う人間は多い。
そういう人間を変えるのは不可能だと考えたほうが理にかなっていると思う(そういう人間が大病を患えば認識を改めるかもしれないが)。


なので、「配慮を求める」ことは必要だけれども「全て叶う」とは望まないこと。
ひとまず会社に行くことができればOKなので、成果とか円滑な人間関係とか、健康な人でも難しいようなノルマを自分に課さないこと。
優しくしてもらったら「ありがとう」と言うこと。
辛かったら辛いということを言ってもいいこと(ただし理性を持って)、しかし伝えたからといって相手が特別なことをしてくれるかどうかは別問題だということ。
会社はあくまでも給与を得るための場所だと考え、大切な人(家族、恋人etc)や大切なこと(趣味etc)を失わないように心を砕くこと。

それくらいの考え方じゃないと「私はこんなに辛い思いをしたのにどうしてもっと大切にしてくれないの!!」と不満をためてそれがまたうつになるという悪循環になりかねないように思います。

会社には期待をかけない。
もし、何か期待以上のことがあれば「ラッキー」だと思って素直に受け止め謝意を伝える。

私も最近になって諦めがついたというか妥協するラインが見つかったのですけど、とにかく目に見えない障害や病気は他人に理解されにくい。
私は必至に分かって欲しいと訴えたけれど、無理です。
だから後はどれだけ自分のセーフティーネットを(自分で自分を守ることも含めて)広げられるかだと思うのです。

後は不幸自慢や病気自慢はうっとうしい。
それをしてどうする、という感じ。
こういう辛いことがあったんだけれど、今度はそうならないようにどうしたらいいと思う?
とかそういう建設的な話ならいいのですが、好きな人は好きなんですよね、不幸自慢。

私も大概悲劇のヒロイン気質だと思いますが、上には上がいた。
それをリワークに行っていたるところで耳にする(言う人は決まってるので最近は避けてる)ので「うっざ」って思ってリワーク内ではしていません。

復職は不安ですけれど、会社に関して言えば本当に「望みを持たない!」位の気持ちでいないと振り回されてしまう。





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posted by 氷迫 律 at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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