2009年01月03日

いかにもボーダーラインな

ボーダーライン・境界型人格障害・境界性パーソナリティ障害は全て同じ病気を示す。

私に下された診断の一つである。
正直治る気がしない。
しかしこの病気であると診断されたことによって(精神科に通う前から自覚があったので色々調べたりしてた)負の遺産を緩和させる方法を模索できるようになったのはありがたい。
まあ、正直この症状が強く出ているときは、頭の中がカッとなってるかフリーズしてるかなので、日頃からの注意でどうにかならないかと考えているところ。

症状の代表的なものをwikiから転記↓
*見捨てられ不安
*理想化とこき下ろしに特徴づけられる不安定な対人関係
*同一性の障害
*衝動性
*自殺企図
*感情不安定
*慢性的な空虚感
*怒りの制御の困難
*一過性の妄想様観念/解離

私はこれが全て当てはまる(´A`;)
幼少期の父からの暴力、父の怒りのスイッチが分からず日々怯えて父の顔色を伺って過ごしたこと、母が度々耐えかねて家を出てきたこと、いじめなどが大元の原因だと思われる。

なので見捨てられ不安だけなら親しい人に頼るという手段があるが対人関係が不安定だ。
人の評価がまったく一定しない。
「この人はいい人だ」と思ったり「あいつは最低だ」と思ったりと対極にある評価を本当に行ったり来たりする。
人への評価が不安定なときに見捨てられ不安がこようものなら頼れる人がいなくて大パニック。
真夜中に携帯のアドレスをあ行から見ていって「誰もいないじゃない!!でも誰でもいいから声を聞きたい。駄目だ電話したら嫌われる…!!!!!」と自傷、ODにいってしまう。

電話したいのに電話できないと言うタブーが出来たのは、高校のころ親しくなった女性に依存してしまい、社会人になったばかりのころ対人関係不安が増して電話を良くかけてしまい、相手も早々出られるはずがないのに私が「どうして出てくれないの!!」というような喧嘩を吹っかけあとは売り言葉に買い言葉。
それでとても親しかったのにあっさり糸が切られたことにショックを受け、相手に「これから死ぬ」と電話して自殺を図ったことによる。
それ以来電話は「私が何者か分からない」「私を認めて欲しい」という不安発作のときに誰も頼れないという弊害を生み出した。
自業自得の面もあるが、「私は厄介だから手放すなら今のうちだよ」と何度も機会を与えたのに「大丈夫手放さない」と言いつつあっさり私を捨てた相手にも問題があると思う。
私のような病気の人間に、「側にいる」とか「頼っていいよ」とかはよほどの覚悟がなければ言ってはいけない。

以上から衝動性、自殺企画も当てはまることが分かる。
大嫌いな父親に自分を棚に上げた説教をされ離人を起こして「死ななきゃ」と自殺を図ったこともある。
まあ死ぬほど薬を飲む前に倒れたわけだが。
親に昏倒しているところを見つかって、以来大好きなお酒にまで制限がかかった。
本当にうざったい。

慢性的な空虚感もあるしちょっとしたことに苛立ち、その苛立ちがおさまらず爪をはいでしまったことも度々ある(そのせいで足の小指の爪ははがれやすくなってしまった)。
あまりに怒りの衝動が強いので内服液も処方されたが、怒りの側に針が振れる=振り切ってる状態なので薬も効かない。
リスカ・瀉血などで気を紛らわせるかODするか。
会社でこうなると腕や指、手の甲に髪跡をつけたり太ももやおなかを引っかいたりする。
夏なんて悲惨だ。
制服を着ているときはいいが着替えのときぎょっとされる。
説明するのも面倒なので「じんましんでかゆくてひっかいちゃってー」と適当。
リスカ傷も正直包帯巻いてる理由を考えるのが面倒くさかった。
もう「ああ、手首切ったんで」って言いたかった。
相手も黙るしいいんじゃないの?くらいの気分。
自暴自棄になっているのでどうでもよくなるのだ。

妄想も、世界が駄目になるとか自分だけ未知の生物になるとかアニメ的な妄想とか色々だ。
一番酷いのは変質者被害に毎年毎年あってるがために、男性を見ると「こいつ変質者じゃないか」と身構えてしまうこと。
知っている男性もいきなり背後にたたれたりするととっさにボールペンで眼球を狙ってしまう…(さすがに会社じゃ襲い掛かったりはしないが凄い勢いで距離をとる。内心心臓ばくばく)。

私の場合相手への共生と言うか融和と言うか重複と言うか「相手の思考や嗜好に合わせる」という現象が起きてくる。
「自分」という確固たる人格が良く分からないせいだ。
また、私の場合は、だが。
極端に振り切れる感情から身を守るために、「極端にネガティブなのは別人格」だとか「極端に怒りっぽいのは別人格」など人格を複数作って乗り切っている。
よって私自身に記憶がないことがある。
記憶のない通話記録やメール履歴もそう珍しくない。
普通に話していたかと言う確認さえ取れば別に私は構わない。
現在なら会社にいるのは「螢紗」という何も感じない人形の人格と位置づけて苦手な会社生活を切り取っている。
勿論医師の統合といった弊害はあるのでこれがいいわけではないし、解離性同一性障害とも別だ。
自分の意思で人格を別個に作っているのだから。
誰しもペルソナを持っているというが、その極端版だと思ってもらえばいいと思う。

そんな生活なので困難は多いし意思は弱いが、共鳴しやすい性格なので感受性は非常に豊かで、心にいい要素をもたらした音楽や本を反復することで心の調律をしたりしている。
また、カウンセラーに不安定な部分を話したり、不安を和らげる薬をちゃんと飲むだけでも変わってくる。
できることからひとつずつ、これが基本だ。

まあそんな症状持ちに症状緩和なんてできるのか?
と思うかもしれない。
しかし、電話したければ「いのちの電話」で24時間やっているところがあるので、そこに電話すればいい。
衝動的に相手に喧嘩を吹っかけた場合は正気に戻り次第謝るとか、メールを送ってしまいそうな人にはあらかじめ「感情的なメールは気にせずスルーして下さい」と念を押しておくだけで、相手を不愉快にはさせるだろうが決定的な別離は回避できる可能性が高まる。

とりあえずボーダーラインへの対策は、「自分はここまでしか対処できません」というはっきりした意思表示をすること、不安発作に襲われているときは別人格だと思って理不尽なことを言われても割り切るか、駄目ならば一切の距離をとることだ。
ボーダーラインは相手に対して依存したがる割には相手に対して何がタブーなのか分からず知らずに逆鱗に触れてしまってアウト、ということが多いように思う(私はそうだ)。
なので、無闇に優しくすることが優しさではないと思う。
できることはできる、できないときはできないとちゃんと教えることは別に残酷ではないと思う。
この人は大丈夫頼れると思って伸し掛かっていきなり切って捨てられるよりもずっとダメージが少なくてすむからだ。
あと、話し合いは重要だと思う。
ボーダーラインも対人関係が崩れやすいのか見捨てられ不安が強いのかで取る対策が違ってくるからだ。
これはあくまで私のサンプルであって全てのボーダーラインに当てはまるわけではない。

それを了解した上で、「こういう病気の人間もいるんだ」と理解を示してもらえると行きやすいな、と思う。







posted by 氷迫 律 at 20:33| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする